空き家のご相談を受けていると、「何か補助金は使えないの?」とよく聞かれます。そこで、茨城県の44市町村すべてについて、市町村の公式ページを読んで、空き家の持ち主が使える制度をまとめました。

坂巻 駿祐(さかまき しゅんすけ)
ごえん株式会社 営業担当。不動産の仕事は5年。茨城の空き家のご相談を受けています。
物件のある地域を選んでください。
解体の補助があるのは、日立・高萩・常陸大宮の3市。
常陸太田と大子は、解体ではなく「家財の片付け」に補助があります。
売ったときの奨励金は、県北では見つかりませんでした。
北茨城市は、公式ページでは見つかりませんでした。
いちばん手厚いのは東海村です。
空き家バンクを通して売るなら、解体やリフォームに最大100万円。
相続登記の費用も、半分(上限10万円)出ます。
水戸市は解体の補助が見つからず、片付けの補助だけでした。
ひたちなか市、茨城町、城里町は、公式ページでは見つかりませんでした。
鹿行は、解体の補助が厚い地域です。
行方市は上限100万円。鹿嶋市は解体費の5分の4まで出ます。
神栖・行方は、売ったときにも5万円。
神栖市は建物の状態で上限が変わるので、壊す前に市の判定を受けてください。
潮来市は、公式ページでは見つかりませんでした。
県南は、市町村で差が大きいです。
土浦・つくば・取手・牛久・守谷では、解体の補助が見つかりませんでした。
河内町は、解体・売却の奨励金・相続登記・片付けの4つがそろっています。
土浦市、取手市、牛久市、守谷市、阿見町、利根町は、公式ページでは見つかりませんでした。
解体の補助がある市町村が7つと多めです。
筑西市は、空き家バンクで売れると売主に10万円。
常総・坂東・境では、解体の補助は見つかりませんでした。
常総市、坂東市、境町は、公式ページでは見つかりませんでした。
売ると=空き家バンクなどでの売却・登録の奨励金/解体=解体費の補助/相続登記=名義変更の費用の補助/片付け=家財の処分の補助。金額は上限などの目安で、条件はリンク先の市町村のページで確かめてください。年度の途中で予算に達して受付が終わることがあります。内容は9月29日〜10月28日に確認しました。
この一覧の調べ方
市町村の公式サイトの、空き家・補助金・空き家バンクのページを読んで作りました。まとめサイトや他社の記事は使っていません。載っていない市町村は、公式ページを読んだ範囲では見つからなかったという意味で、制度がないとは限りません。空き家を買う方・移住する方向けの補助は入れていません。
補助金を使っても売れそうにないときは
補助金の条件に合わない、解体しても土地が売れそうにない、そもそも名義や境界が分からない。そういう空き家のご相談も受けています。壊すか、そのまま手放すか、まだ決めていない段階でもかまいません。お返事は翌営業日までにいたします。
