訳あり物件では、査定額の高さで業者を選ぶと外れます。売れ残っている間も固定資産税と管理の負担は続くため、判断の軸は「いくらで売れるか」ではなく「本当に終わるか」になります。この記事では、その見分け方を整理します。
査定額は、約束された金額ではありません

高い金額を提示して契約を取り、調査が進んだ段階で値下げを求めるという進め方があります。
訳あり物件は調べることが多いため、後から条件が変わったという説明が通りやすいのです。
金額を聞いたら、必ずその根拠を確かめてください。
見分け方は「なぜその金額か」
質問はこれ一つで足ります。
| 良い答え方 | 気をつけたい答え方 |
|---|---|
| 接道・区域指定・境界・登記の状況を踏まえて説明する | 「相場から」「近隣の事例から」だけ |
| 調べていない点を、調べていないと言う | すべて分かっているかのように話す |
| 引き受けられない可能性にも触れる | 「必ず大丈夫です」と言い切る |
地番を伝えたときに何を聞き返してくるかも手がかりになります。前面道路の幅、境界標の有無、相続の状況——そこを聞かない相手は、調べずに数字を出しています。
ご自身の物件が当てはまるか判断が難しい場合は、個別にお答えします。
物件の所在地さえ分かれば、現況のまま買い取れるかをお伝えできます。
「すべて買い取ります」と言い切る会社は、むしろ慎重に
権利関係や現況によって、実際に引き受けられないものはあります。
- 隣地と境界を争っている
- 地図混乱地域に当たる
- 共有者と連絡が取れない
- 建物が違反建築で、是正の見込みが立たない
難しい理由を説明できる会社のほうが、内容を理解していると考えられます。当社も、お引き受けできない場合はその理由をお伝えしています。
その場で決めないでください
- 急かす(「今日決めていただければ」)
- 根拠を示さずに金額だけ伝える
- 書面を残さない
- 契約前に費用を求める(測量費、調査費、広告費など)
災害のあとは、この種の勧誘が特に増えます。公費解体は相続が壁になるにも書きましたが、まず自治体の窓口に相談し、使える制度を確かめてからで遅くありません。
複数に相談してよい
2〜3社に相談し、金額だけでなく説明の中身を比べてください。
比べるのは3つです。
① 金額 ② その根拠 ③ 引き受けられない場合の説明
②と③がしっかりしている会社のほうが、実際に決済まで進みます。
ただし同時に何社も現地に呼ぶと近隣の目に付きます。売却を知られたくない事情がある場合は、順番に当たるほうが落ち着いて進められます。
仲介という選択肢も残す
買取が常に正しいわけではありません。市場で買主が見つかりそうな物件なら、仲介のほうが手取りは大きくなります。
買取と仲介の違いにまとめたとおり、両方の金額を出してもらって並べて比べるのが確実です。買取会社が「この物件は仲介のほうがよい」と言うかどうかも、信用の目安になります。
相談するときに伝えること
- 所在地と地番(これだけあれば、登記や都市計画は調べられます)
- 現在の状況(空き家か、住んでいるか、家財が残っているか)
- 困っている点(相続が途中、共有者と話がつかない、解体費用が出せない など)
- 期限があるか(相続の期限、行政からの連絡、資金の必要時期)
「困っている点」を隠さないでください。先に分かっているほうが、扱えるかどうかを早く判断できます。後から分かると、条件が変わることになります。
当社は訳あり不動産を現況のまま扱っています。すべてをお引き受けできるわけではありません。難しい場合は、その理由と、ほかにどんな道があるのかをお伝えします。
よくある質問
査定額がいちばん高い会社を選べばいいですか。
おすすめしません。査定額は約束された金額ではないためです。高い金額を提示して契約を取り、調査が進んだ段階で値下げを求める例があります。訳あり物件では、金額の高さより「その条件で本当に決済まで進むか」を確かめてください。
どうやって見分ければいいですか。
「なぜその金額になるのか」を聞いてください。接道、区域指定、境界、登記の状況を踏まえて説明できるかどうかで、実際に扱えるかがだいたい分かります。地番を伝えたときに何を聞き返してくるかも手がかりになります。
「すべて買い取ります」と言い切る会社は安心ですか。
むしろ慎重に見てください。権利関係や現況によって引き受けられないものは実際にあります。難しい理由を説明できる会社のほうが、内容を理解していると考えられます。
複数の会社に相談してもいいですか。
問題ありません。むしろ2〜3社に相談し、金額だけでなく説明の中身を比べることをおすすめします。ただし同時に何社も現地に呼ぶと近隣の目に付くことがあるため、順番に当たるほうが落ち着いて進められます。
その場で契約を求められました。
一度持ち帰ってください。急かす、根拠を示さずに金額だけ伝える、書面を残さない——こうした進め方をする相手とは、その場で決めないことです。災害のあとは特にこの種の勧誘が増えます。
この記事の監修者
訳あり不動産の売却でお困りなら
どこも引き受けない「訳あり不動産」を現況のまま買い取る、全国対応の買取再販会社です。
相続した空き家、ごみ屋敷、再建築不可、市街化調整区域、共有持分、未登記——他社で断られた物件こそご相談ください。全国対応です。
片付け・解体・測量の費用を、先にご負担いただく必要はありません。建物が建ったまま、家財が残ったままの現況で査定します。役所調査も現地確認も当社が行いますので、遠方にお住まいでも、現地に行かずに手続きを終えられます。資料が手元になくても、物件の所在地さえ分かればお答えできます。
お電話はこちら → 029-879-5683 / メール info@goen-fudosan.co.jp
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